こんにちは。

 

日本の建設会社に入社してからはや35年、英米系など様々な企業で経理に従事してきた白川耕三です。(プロファイルは、ネクト会計パートナーの最下段を参照下さい。)

 

今回のテーマは、「監査法人」についてです。

 

大切なことは、「いい信頼関係の構築と維持に努めましょう」ということです。

 

監査法人は敵ではありません。

我々の味方、チームメンバーです。

 

忌憚なく、何でも相談して、スムーズに監査が進み「無限定適正意見」をもらえるよう、いい信頼関係の構築と維持に努めましょう。

 

「限定付適正意見」が出るのは、経理に携わる者として「恥」だと思います。改善計画を添付して始末書を出し、翌年以降「無限定適正意見」をもらえるよう厳重フォローアップです。

 

それよりひどい「意見不表明」、「不適正意見」は、その存在は知識として知っておく必要がありますが、遭遇、実体験したくないですね。

 

過去の先輩に「監査にはダラダラ、グダグダ、適当に対応して、可能な限り引き伸ばし、時間切れにするのだ!」と言われたのを聞いたことがありますが、もっての他だと思います。

 

ある時、会社のグローバル化が進み従来の個人事務所では対応が限界になり、大手監査法人に切り替わりました。

 

切り替わった後のパートナーに初めてお会いした際に「”先生”、よろしくお願いいたします。」とご挨拶したら、「”先生”は禁句、”さん”付けでお願いします。私たちは皆さんの仲間、チームメンバーですから。」とピシャっと言われました。

 

他社事例も収集、アドバイスしてもらい、「ベストプラクティス」と称賛される経理部を目指しませんか?

 

では、また。

(文責:白川耕三)