さて、前回に続き、「質問・お悩み相談」についてです。

 

<質問・相談>

借方/貸方が覚えられません。

 

<私からの回答・アドバイス>

私も、初めて経理部に配属された頃は、簿記の「ぼ」の字も知らず、借方(左側)を「左」、貸方(右側)を「右」と言っていました。

今でも迷うことがあります。

迷いは、加齢のせいかも知れません。(笑)

 

さて、本題に戻ります。

 

私は、「左側の“り”の方が借方(か“り”かた)」と覚えることにしました。

 

“り”の2画目は、左(ひだ“り”)にはらいます。

これも、左(ひだ“り”)が借方(か“り”かた)と覚える方法だと思います。

 

仕訳帳も左(ひだ“り”)から書きますよね。

まず記載しなければいけない方が左(ひだ“り”)だから借方(か“り”かた)、逆に借方(か“り”かた)だから左(ひだ“り”)と覚えるのも一つですね。

 

因みに、英語の教材を見ると、次のように借方と貸方を左側と右側と説明していました。

debit: an entry on the “left” side of anaccount  借方:仕訳の左側の勘定科目

credit: an entry on the “right” side of anaccount 貸方:仕訳の右側の勘定科目

 

両方覚えようとするから、間違ったり、迷ったりするのだと思います。

私のように、「左側の“り”の方が借方(か“り”かた)」と覚えては如何ですか?

 

では、また。

 

(文責/白川耕三:日本の建設会社に入社したのち、英米系など様々な企業で経理に従事)

 

プロファイルは、ネクト会計パートナーの最下段を参照下さい。)