こんにちは、

 

今回は、買収する立場から、その目的を理解することについてです。

 

なぜ、買収をするのでしょう?

同業他社を買収してシェアを拡大する、事業の多角化を目指して異業種に進出するのが一般的ではないでしょうか?

 

今回は、同業他社を買収してシェアを拡大しようとする場合について、私が学んだ留意点についてお話したいと思います。

 

この場合は、例えば製造業では製品が重複します。

買収戦略の鍵は、1.既存製品の生産製造、販売、アフターケアをどうするか、2.今後の商品の研究開発、生産製造、販売、アフターケアをどうするか、3.重複している部門・機能をどうするか、4.ITインフラ・会計を含むシステムをどうするかだと思います。

 

クールにドライに淡々といいとこ取りをして統合し、余剰になった経営資源はグループ内で転用若しくはグループ外に出すのがベストだと思います。

 

往々にして、それができずに、ダラダラと各々が経営を続けている場合があります。

「二兎を追うものは一兎も得ず。」です。

 

買収した会社の経営トップと財務トップは買収側から派遣して、しっかりと握って管理すべきだと思います。

外資系企業を買収した場合は、生半可な英語ができるからという理由で選任しては危険です。

英語ができない場合は、ちゃんとお金をかけて通訳、実務と英語が堪能な部下を付ければいいことです。

彼らに求めているのは、経営管理実務です、

くれぐれも人選の判断基準を誤らないようにされることをお勧めします。

 

買収側の財務トップなら「No .2」を派遣して実経験をさせて、将来の財務トップに育てるのがいいと思います。

 

では、また。

 

(文責/白川耕三: 日本の建設会社に入社したのち、英米系など様々な企業で経理に従事)

 

プロファイルは、ネクト会計パートナーの最下段を参照下さい。)