こんにちは。

 

日本の建設会社に入社してからはや35年、英米系など様々な企業で経理に従事してきた白川耕三です。(プロファイルは、ネクト会計パートナーの最下段を参照下さい。)

 

さて、今回から勘定科目毎に思い出を語りたいと思います。

 

テーマは、「勘定科目内訳明細書」についてです。

 

特に申し上げたいのは、損益計算書勘定ではなくて、貸借対照表勘定です。

 

大切なことは、「毎月作成して、更新しましょう。」ということです。

 

残高内訳の確認、チェックのためにも、必要だと思います。

 

中途入社した会社の初日に「A夫さん、勘定明細見せてくれますか?」と言ったら、「白川さん、期末にしか作成しないので、前期末のものでいいですか?」との答えが返ってきました。

 

慌ててしまいましたが、「A夫さん、今後はキレイに作成する必要はないが、月次で残高内訳リストを作成して、翌月早い時期に内容を確認して、資産性又は負債性がなければ貸借対照表勘定から落としましょう。」と伝え、即座に実行しました。

 

日々の経理処理の一環として、内訳明細書は月次に作成して、活用して、健全な財務諸表を維持向上に努めましょう。

 

習慣になってしまえば、期末決算時の内訳明細書の作成もスムーズにできますしね。

 

では、また。

(文責:白川耕三)