こんにちは。
日本の建設会社に入社してからはや35年、英米系など様々な企業で経理に従事してきた白川耕三です。(プロファイルは、ネクト会計パートナーの最下段を参照下さい。)
今回のテーマは、「固定資産」についてです。
大切なことは、「所轄部門に大切に管理してもらいましょう」ということです。
所轄部門には、購買申請者とその承認者を、管理担当者(Aさん)と管理責任者(Bさん)として任命してもらい、購入資産を大切に管理してもらいましょう。
納品受領時に固定資産台帳に記帳して、固定資産シールを発行して、管理担当者と管理責任者の立会のもと、固定資産シールを貼ってもらい、現物とシール部分の写真を送ってもらい、固定資産台帳に保管しましょう。
現物確認は、少なくとも年1回行いましょう。
所轄部門に事前に現物とシールを確認してもらい、その後、経理部門が管理担当者又は管理責任者に同行してもらって確認しましょう。
現物確認は、経理部門にとっては、現場に行き、現物を見て、何に使うかを教えてもらえる絶好のチャンスです。
経理部門の全員がローテーションを組んで現物確認に行くことを、お勧めします。
廃棄、滅失等の承認手続き、実際の処理も、2人の牽制をもって、確実に実施・記録しましょう。
従業員の皆さんを不正疑惑から守るためにも、重要です。
固定資産は大切な資産です。
経理部門、経営陣がサポートして、所轄部門にその重要性を認識してもらって大切に管理してもらいましょう。
では、また。
(文責:白川耕三)
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